産廃Gメンが見た 食品廃棄の裏側
産廃Gメンが見た 食品廃棄の裏側石渡正佳日経BP社 2016-06-02Amazonで詳しく見る スーパーで売れ残った生鮮食品、レストランの食べ残しはどこへ行くのか…現代日本の廃棄物処理問題を斬る一冊。 ミートホープ、ダイコーなど廃棄物を食品として転売するなど、不正の目立つ昨今、タイムリーな本だと思って読んでみた。...
View Article二駅ずい「彼女はろくろ首」1
彼女はろくろ首(1) (週刊少年マガジンコミックス)二駅ずい 講談社 2015-08-07 Amazonで詳しく見る ろくろ首の女子が、なんの違和感もなくおくる日常。 何が良いって、とにかくヒロインが可愛いこと。ろくろ首なんて気持ち悪いと思うのに、表情豊かなヒロインからは、キュートさしか感じない。ろくろ首も、単なる個性の一つかと錯覚してしまうほど、自然で魅力的なのだ。...
View Article藤田和日郎「双亡亭壊すべし」
双亡亭壊すべし 1 (少年サンデーコミックス)藤田 和日郎小学館 2016-07-12Amazonで詳しく見る 売れない絵本挿絵描きの凧葉が引っ越した家の隣は、【双亡亭】なる人喰い屋敷だった…人も、人でなくなったモノもこの屋敷に集い、戦うことに。双亡亭を壊すことはできるのか? 怖い話の底板、お化け屋敷。この不気味さといったらどうだ、怪談ジャンキーでもワクワクしてしまう。...
View Article平山夢明「ヤギより上、猿より下」
ヤギより上、猿より下平山 夢明文藝春秋 2016-06-30Amazonで詳しく見る どうしようもない社会の仕組みの中で、懸命にあがく人々を描く〈イエロートラッシュ〉シリーズ第二弾(☆)。 「パンちゃんとサンダル」 父親の暴力に耐える一家だが、母親が狂気にむしばまれていき…。 ラスト、におわされる真相が恐ろしくも切ない。なんて哀しい緊急避難だろうか。 「婆と輪舞曲」...
View Article徳光正行「怪談手帖 呪言」
怪談手帖 呪言 (竹書房文庫)徳光 正行竹書房 2015-12-26Amazonで詳しく見る アンソロジー「FKB怪談幽戯」でデビューした著者の単著、サイコ系不思議系から正当心霊譚まで、幅広く収録している。 ながらく積読してあっちゃって、わぁ!来月「怪談手帖 怨言(☆)」出るじゃん!!と、慌てて読んだ次第。 私のお気に入りを下記に。...
View Article渋川紀秀「恐怖実話 狂忌」
恐怖実話 狂忌 (竹書房文庫)渋川 紀秀竹書房 2016-06-29Amazonで詳しく見る 「恐怖実話 狂霊」(☆) の著者の、新作である。 あっ、「怨呪」の感想は書いていたのに、「狂霊」の感想は書いていなかった…。 前作と同様、心霊譚とサイコ譚を交えながら、日常の隠れた狂気を追求していくスタイルにブレはない。...
View Article「瞬殺怪談 刃」制作の裏側
瞬殺怪談(刃) [ 平山夢明 ]702円楽天 瞬殺怪談、第一弾は圧倒的に再録が多かったが、今度は圧倒的な書き下ろし数+若干の再録というラインナップ。 毎度恒例、自作解説(のようなもの)。 神薫の執筆ぶんは書き下ろし10話+再録2話。 「命の輝き」病名はわざとぼかしてある。イメージ的には、セントエルモの火みたいなのかな?と思ったり(ていうかセントエルモスファイアーも、見たことがないのだけれど)。...
View Article我妻俊樹「瞬殺怪談 刃」
瞬殺怪談(刃) [ 平山夢明 ]702円楽天「ギコギコ」実にこの著者らしい、比類なき不条理感満載な一作。 「横入り」トイレネタとしてはオーソドックスなのだけれども、私も似たような経験(由里さんとは逆に、開いたらいなかった)があるので、奇妙な親近感を抱いた。 「映画と夢」怪異が空間に焼き付けられた現象の記録だとしたら、こんなこともあり得るのかもしれない…。 「二週間」知らせたかった、のだろうか。...
View Article洋介犬「実話ホラー 黒い思ひ出」
実話ホラー 黒い思ひ出 (だいわ文庫 I 325-1)洋介犬大和書房 2016-07-09Amazonで詳しく見る 怪奇漫画サイトで有名な著者の、初の怪談活字本! いわゆる普通の怪談本と異なるのは、話の冒頭にまとめ(梗概)が付いているところ。ただ、個人的にはこれはネタバレになってしまい、もったいないと思う。読んだときの新鮮なサプライズを減衰させぬよう、いきなり本文でも良いのではないかしら。...
View ArticlePR: 広告・Webの求人情報・転職支援はマスメディアン
宣伝会議グループの人材紹介会社。広告・Webの求人数・転職支援実績NO.1クラス Ads by Trend Match
View Article