![]() | 百万人の恐い話 呪霊物件 (竹書房文庫) 住倉 カオス 竹書房 2016-09-29 Amazonで詳しく見る |
竹書房での、この著者の書籍第二弾。
読切が多いので本書から読んでも楽しめるが、第一弾の後日譚も掲載されているので、出版順に読む方が良いのだろう。
心霊のみならず(心霊ネタ絡みではあるが)サイコネタもあり。
ウンチクたっぷりなので、ネタを知らない人には興味深く読めるが、既知の事柄に対しては、やや説明がタルくなってしまうかも。
ありがちなネタも多々あれど、今まさに体験者にインタビューしているかの如きルポルタージュ・スタイルが、臨場感盛り上げてくれる。
個人的には、冒頭の「障る家」が本書で最も恐ろしかった。