 | 不妊治療のやめどき 松本 亜樹子 WAVE出版 2015-12-28 Amazonで詳しく見る |
今日のブログは本書と関係のない話から始まるけれど、いつだったかな、不妊治療をがんばるカップルのエッセイコミックを読んだことがある。
もうタイトルも作者も忘れてしまったが、ダンナさんが漫画家で、奥さんがとても子供が欲しくて、Ｋ大病院に行ったのだが…そこであまりに冷たい対応に遭い、不妊治療を断念したという（＊）。
体と心とお財布に多大な負担をかける不妊治療。うまくいってハッピーな人の話はよくあるが、あきらめた人の話は（喧伝するたぐいの話題でないせいか）、あまり見かけない。私も妊娠・出産をあきらめたことがあるから、似たような境遇の人の体験を読んでみたかったのだ。
体験談には不妊・不育症の治療がどうステップアップしていくかが具体的に書かれていて、今あきらめようかあきらめまいか悩む段階にある人には、たいへん参考になるのではないか。
幸せは、自分の気の持ちように大きく依存するということがわかる一冊だった。
p.s.気になって（＊）ちょっとググったら、この本だったようだ。
不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~
