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こわい絵本

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こわい絵本: おとなと子どものファンタジー (別冊太陽 日本のこころ 230)こわい絵本: おとなと子どものファンタジー (別冊太陽 日本のこころ 230)
別冊太陽編集部

平凡社 2015-06-24


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 日本語で出版された「こわい絵本」79冊(*)をフルカラーで紹介してくれる本である。
 カウントしてみたら、私が読んだことのある(内容を忘れているもの含む)絵本はわずか8冊(#)。

 なつかしの絵本あり、まだ見ぬステキな絵本あり、お子様に読み聞かせるのも、オトナになった自分が楽しむにも良し。めくっているだけでワクワクできる、優れた絵本ガイドであろう。


(*)紹介ページ掲載のもののみ。コラムで言及された本を足すと80越え。

(#)既読本は「大接近!妖怪図鑑」「ねないこ だれだ」「おしいれのぼうけん」「いるのいないの」「悪い本」「かがみのなか」「モチモチの木」「もじゃもじゃペーター」。


p.s.夫は最も怖い絵本が「ねないこ だれだ」だったというが、私にはこの本の怖さがわからなかった。
 この絵本の怖さは、夜更かしをしたために、家という安住の地にいられなくなってしまうところだろう。
 だが、家こそが生き地獄だった私にはむしろ、ココデハナイドコカに連れていってもらえることは福音ですらあったのである。
 素直に怖がれる子供が少しうらやましい。

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