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岡本健太郎「山賊ダイアリー」3

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山賊ダイアリー(3) (イブニングKC)山賊ダイアリー(3) (イブニングKC)
岡本 健太郎

講談社 2013-03-22


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 猟銃を所持し、山野を駆けては鳥獣を狩り、手ずから料理する猟師コミック。
 ほんわか脱力系の絵でつづられているからと言って、油断してはならない。動物を罠にかけ、撃ち、捌き、食う…お肉はスーパーで切り身しか買ったことのない人には、ちと衝撃の内容となっているのだ。

 最近この漫画はあちこちで注目されているようだが、フハハハハ、遅いわあああ!!!「愛斜堂」(#1)が代原で載ってたころから注目していたんだからなああああ!!!!と悦にいる私である。いや、ほんとよ?「迷える子羊」(#2)も持ってるし。

 しかし…「愛斜堂」のころが、一番絵が上手かったような??本書はデッサンがほにゃららでパースも怪しく、猟とマンガを両立するには、時間がなかったのか…??と邪推してしまうほど。ま、「HUNTER×HUNTER」の雑な回よりは丁寧かもしれないけど。

 とにかくパワフルな内容(珍味、奇怪なグルメ多数!)なので、続刊にもおおいに期待したい。

(#1)愛斜堂 1 (ヤングマガジンコミックス)
愛斜堂 1 (ヤングマガジンコミックス)
小さな会社に展開する悲しくてやがて面白いハイパーギャグコミック。コミックス未収録作品も多々あるので、「山賊ダイアリー」が大ブレイクするなどして過去作品にも脚光が浴びせられ、文庫で復活などしていただきたい。

(#2)笑える子羊(1) (ヤングマガジンコミックス)
笑える子羊(1) (ヤングマガジンコミックス)
ギャグには免疫のある私もつい噴き出さずにはおれなかった素敵なギャグ漫画。女の子があまり可愛くないという致命的な弱点があるが、面白いことには相違ない。





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