![]() | ぼくたちの骨 樫崎 茜 講談社 2012-09-27 Amazonで詳しく見る |
扁平足の千里は、足の痛みから陸上部を休部していた。そんなとき、誘われて新聞部に出入りすることに。
藤原智美「骨の記憶」など骨に関する小説が好きで、本書もその類だと思って読んでみたが、前半のほとんどはスポーツ障害に費やされており、やや拍子抜けであった。
剥製と骨格標本は違うしな…メインテーマはどこにあったのだろう、骨? 剥製? 女子中学生の迷いや戸惑いだったのかなあ。
私の期待した内容ではなかったものの、きまじめな女の子の日常がきらきらしていて、児童に与えても安心なジュブナイルだと感じた。