 | 後遺症ラジオ(1) (シリウスKC) 中山 昌亮 講談社 2012-10-19 Amazonで詳しく見る |
髪をそられる少女。呪いに脅えるもの。呪いを利用するもの。これは、呪い？ それとも、祟り…そして、おぐしさまとは？？ 黒髪が不気味にうごめくホラーコミック。
怖いものがめっぽう好きな私がamazon本ページをさまよっていたところ、見つけたのが同著者の「不安の種」（＃１）だった。こちらはレビューで『チョーコワとも新耳とも違う恐怖』と評されるだけあって、マンガ表現でしかできない出会いがしらの衝撃、視覚の暴力とも呼べる猛々しい異形が紙面に跋扈していて、私はたちまち夢中になり、全巻集めた。
「不安の種」がひと区切りして寂しく思っていたところに、本書である。「不安の種」のビジュアルサプライズはそのままに、関係ない話が徐々につながってゆく構成（＃２）がエキサイティングで、続刊が非常に楽しみだ。
（＃１）不安の種 全3巻 完結セット (ACW champion)
続編もあり。
不安の種+全4巻 完結セット (少年チャンピオン・コミックス)
（＃２）読んでいて、表現方法は違えど、なんとなくこちらを想起した。