![]() | ひなこまち 畠中 恵 新潮社 2012-06-29 Amazonで詳しく見る |
大妖の孫である長崎屋の若だんなは、助けを求められるが、それが誰からかわからず、やきもきして…ほんわか妖怪時代ファンタジー。
シリーズももう何冊目なのかな、数えたらけっこうな数と思うが、マンネリながらも新キャラを投入していて、居心地のよい世界が広がっている。一時期の、もう読むのやめよっかな…と思わせた停滞感は、もはやない。
ネタがネタだから仕方ないが、いくら現実につながるとはいえ、場久を中心に禁じ手オチが炸裂するのは、満足度を下げるけれども…。
今回は味なわき役・屏風のぞきが小憎らしくも大活躍で、楽しかった。