不肖わたくし、本日誕生日を迎え、人生の半分を既に折り返したと思われるので、こんな本を読んでみる。
「病院で死ぬのはもったいない」
![]() | 病院で死ぬのはもったいない: 〈いのち〉を受けとめる新しい町へ 山崎 章郎 二ノ坂 保喜 米沢 慧 春秋社 2012-08-24 Amazonで詳しく見る |
だいたい病院のパイプベッドの上でご臨終、というのが日本人の最期であるが、できれば住み慣れた家にいたいもの。
本書では、ホスピスやケア施設と連携し、自宅で最期を迎える取り組みが示されている。
我が地域では、そんな取り組みやってないし…と嘆くなかれ。最初はゼロからスタートしたのだ。アナタが発起人となって、地域にシステムを作ることができるかも、しれない。
「知っておきたいお葬式Q&A」
![]() | 知っておきたいお葬式Q&A (実用単行本) 佐々木 悦子 小学館 2012-08-28 Amazonで詳しく見る |
お葬式のあれこれを、具体的に説明してくれるハウツー本。葬儀社の強引なセールス手口と、その断り方想定問答集まであって、手取り足取りお葬式のイロハを教えてくれる。本文が二色カラーで、読みやすくわかりやすい。
ちょっと奥様ご存じでした? フツーのお葬式って、平均200万近くもかかるんですってYO? おいザけんじゃねーぞ、そりゃアタシの年収より多いじゃねーかッ。と腹を立ててしまいたくなる、葬儀にかかるおカネのことが忌憚なくハッキリ書かれている。
それも、棺桶はベニヤだといくらだとか、祭壇がどうとかすっごく具体的なのである。
私自身は以前町のどっかのパンフで見た、8万円の簡易葬式でいいや、でもこれでもまだ高いなぁと思っていたのだが、あらビックリ。簡易葬でお坊さんを呼ばないと、お寺のお墓には、入れないのですってね? なんだよ仏教って世知辛いなー。
ま、いいや。私は仏教徒なわけでもないし、無宗教だし、死んだら死んだで散骨してくれればいーや…って、散骨ツアーも9万円」なのッ!?
黙ってまいちゃ、イケナイのッ?! ノォォォォ!!!!
全く、生きるにも死ぬにも金だけはたんまりかかるシステムなってんだなァ、うんざりするぜーさすがは資本主義だァ。
結論:葬式の高さに絶望しました♪
>夫様へ 俺様が死んだら、無縁でいいよ無縁で。
葬式代はとっといて、なんか旨いモンでも食いなァ。