![]() | 恐怖箱 魍魎百物語 (竹書房文庫) 神沼三平太 高田公太 ねこや堂 加藤一/編著 竹書房 2018-07-30 Amazonで詳しく見る |
魍魎百物語、発売後早々に読んでいたのだけれど、バタバタしていて感想を書くのが今頃になってしまった。
読後すぐに好みだと思った話と、しばらく経ってからジワジワくる話に若干の異なりが見られた。
「セスナ猫」 かわいい!
「テキーラ!」 かっこいい!!
「あたためますか」 怪異のビジュアルが、血みどろとかそういうのではないのに、想像したくないくらい怖い…。
「説教」 恩があるのだし、言うことを聞いてあげても良いのでは??
「スクランブル交差点」 もしそのままだったら、どうなっていたのだろうか…。
「詰まる」 自分も鼻がよく詰まるので、おののいてしまった。
「駿河台」 想像するとユーモラスやら、おぞましいやら。
「家庭教師」 わけのわからなさがあとを引く…。
あとがきは高田公太先生のちょい黒ユーモアが輝いていた。