異様な風体と異能の力を持つ家族が支配する島、鬼畜島。外界と隔絶された島内では、凄惨な殺し合いが…ホラーサスペンス7巻。
高久についにモテ期がぁああっ?! マリさんの好みがわからない!
そして、みんなのアイドル・カオルくんも、何やら色気づいてきた模様…??
混沌として、展開が全く読めなくなってきたッ!
一家の母親もミステリアスだし、好戦的な幼女コンビのカンナ&アンナもグロかわいくて、続きが楽しみだ。このところの盛り上がりを見るにつけ、つくづく1巻で切らなくて良かったと思う(1ではフツーのサバイバルホラーかと思ってしまって…)。
しかし本作、落としどころはドコなのだろう。高久は〈こちら側〉の人間なれど、手放しで共感できるキャラではないし、異能の殺人鬼一家を〈我々の世界の法〉で裁けるはずもなく、何より、強い愛と絆で結ばれた殺人鬼一家が誰かひとりでも欠けたりしたら、すごくさびしい。それをおしてのジェノサイドエンドもありやなしや…?