![]() | STOP!!ダークネス! (幻狼ファンタジアノベルス) 朝松 健 川添 和佐 幻冬舎コミックス 2008-08 Amazonで詳しく見る |
主人公はウルタル学園のしがない講師だが、ひょんなことから美女三悪魔を従えることに。そんなとき、学園敷地内の時計塔から緑色のガスが漏れだして、世界が終わる?マジカルコメディー。
長らく積読していたが、本の山の中からようやく出て来たので読んだ。いやー、事前情報を仕入れてから読むべきだったのかなぁ。
だって、肝盗村鬼譚 (角川ホラー文庫)の、朝松健だよ?(←傑作)
そうそう、稀代の怪書 魔障 (ハルキ・ホラー文庫)
の、朝松健だよ?(←名作)
そんなわけで、ゴリゴリにマジな魔法バトルものだと勘違いしちゃったんだよね。
マジな描写の方が少なくて、徹頭徹尾コミカルかつユーモラスというか、おふざけな感じで話が進むのだ。それもギャグセンスが合うなら良いが、「テロ」が伝言ゲームで「トロ」や「エビ」になるとか…どう面白がったら良いの、ねぇ???
三悪魔のキャラ設定はわくわくしたものの、あまり活躍しなーい。主人公と密着してることの多かった、アルニタクが一番印象的だったかな。
そして、バトル以前に敵が自滅していき(三悪魔が強いので相手にならないんだろうけど)、このオチはあんまりですじゃー。
レーベル的にラノベだと思って読んだとしても、好みではなかったかな、残念。妹何しに出てきたん???
p.s.私には全く合わなかったけれども、amazonでは高評価のみのようだ。人の子のみはムズカシい。