獄・百物語 (竹書房文庫)
明神ちさと 怪への深い造詣が、独特な芳香を放つ。
「洗髪禍」髪を洗うとき、目を閉じると異様に怖い理由がわかる!
「残叫」社会派怪談だ!
「絶叫」唐突な怪異の嫌さ加減がすばらしい。
「水通信」夢とうつつのあわい。
「ワンルームの異界」最初、「しゃばけ」の家鳴的イメージを浮かべてしまったので、落差が半端なかった。
「補助輪の呻き」まさに異形!
「土のローレライ」それは、ダミアのような歌声なのだろうか。
「嫌な音」ラスト、音の理由が嫌すぎる!!
「心霊スポット横のオフィス」著者ご自身の体験のせいか、異様な臨場感、なまなましさを覚えた。
「二瘤駱駝」タイトルのイメージを裏切る不気味さ!
全話感想
その1 その2 その3 その4 自作解説
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「獄・百物語」全話感想その5.明神ちさと
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