![]() | 侵入者 自称小説家 折原 一 文藝春秋 2014-09-10 Amazonで詳しく見る |
自称小説家の青年が、家の近所で起きた一家殺人事件の遺族から事件の解明を依頼される。ところが、事件を調べるうちに、過去に起きた殺人事件との関連性が見えて来て…というサスペンス。
うーん、なんだろう、あまり楽しめなかったのは意外性がさほどでもなかったからか、犯人たちの心情があまり書かれていなかったからだろうか…。
折原一といえば『ドンデン返し』と身構えて読むので、勢いサプライズが薄目に感じられがちだとは思うのだけれど…それにしても、動機がオカルティックな色を帯びるなど、この真相は少し受け入れがたかった。