 | ウルトラマン妹 (スマッシュ文庫) 小林 雄次 円谷プロダクション PHP研究所 2012-03-16 Amazonで詳しく見る |
ニートの翔太は元気すぎる妹・あかりに振り回される日々。ある日怪獣が襲ってきて、ピンク色の光に包まれた妹・あかりはウルトラマン
出てすぐに買ってあったんだが、積読しているうちに月日が過ぎ去ってしまった…円谷プロ公認とのことで期待していたのだけど、あまりウルトラマンっぽくはなかったかなぁ…ウルトラマン世界の雰囲気は、山本弘「MM９」（＊）の方があったかも。
本書を楽しめなかった理由としては、展開のご都合主義（良くない意味でラノベっぽいといえば、そうなのだが）・キャラの魅力の無さ（とくにヒロイン・あかりとジャンヌ）だろうか。
ラノベにおいては大きな比重を持つイラストも、怪獣のものが全然ない。正確には女性から変身しかけのイラストが一枚あるが、足りない。ラスボスの宇宙人は姿のイメージがつかないので登場時にイラストが欲しかったし、せっかくウルトラマンものなのだから、バトルのイラストもあるべきだったと思う。
（＊）MM9 (創元SF文庫 )
ウルトラマンは出て来ないけれど、怪獣と、人間による対策本部が丁々発止、幼女が戦ってて面白いよ！