![]() | 真説 稲川淳二のすごーく恐い話 緑の館 (リイド文庫) 稲川 淳二 リイド社 2013-06-28 Amazonで詳しく見る |
稲川節全開の、十話を収録する怪談集。
イナジュンといえば、コレ!な、独特の擬音がまっこといい味出している。
ありがちなパターンとはいえ、クラシックな語り口が怪談好きにはたまらない。
表題作はちょっとクラシックでレトロな感じ。
「骨鳴りの吊り橋」は、怪奇現象もさることながら、血みどろの日本の歴史が恐ろしい。
私には、「夜汽車での話」のおばさんが怖かった。
p.s.amazonの評価がめちゃ低いのでなんでやろ?と思ってレビュー読んだら、半分以上過去作の再録だったみたいで…全部新作として楽しめた私の脳みそが怖くなった…。