 | 世界の変なトイレ モーナ・E・グレゴリー シアン・ジェームズ 清宮真理 エクスナレッジ 2013-03-29 Amazonで詳しく見る |
人生のうち、三年をトイレで過ごす計算になるってご存知？
本書は、はばかられる存在・トイレにスポットライトを当てた写真豊富な一冊である。トイレの歴史を読むのも興味深いし、意外と美しかったりもする写真を見ているだけでも楽しい。
私のカルチャーショックは、〈和式〉トイレがトルコや南仏およびアジアやインド等で〈スクワット・スタイル〉として実用されていたことだな。おなじみキンカクシのついた便座はJAPANの和式にしかないが、同様にしゃがむスタイルの便器はヨーロッパにまで広まっているのだ。
ちなみに洋式は〈ウエスタン・スタイル〉というようだが、世界標準はもしかするとスクワット・スタイルかもしれないぞ！私もその方が衛生的で好きだ！！
某所の壁がまんまガラス張りになっている高層トイレは新宿にもあったなあ。医学部飲み会で行ったら、外から丸見えで落ち着かなかったものさ（ヘリコプターでも来なければ、見えないとはわかってるんだけど…）。
かように面白い本書だが、もちろんこの一冊で世界のトイレを網羅できたわけではないので、続刊が望まれる。
ラストを飾る、新宿のレストラン「青龍門」のトイレはめっちゃすごい！もはやアトラクション！
だが、このお店は2008年で閉店してしまったとか…一度、行ってみたかった。
どんな感じかは、この画像検索結果からもわかると思う。
青龍門の画像検索結果