 | 迷い猫オーバーラン！ 11 (集英社スーパーダッシュ文庫) 松 智洋 氷川 へきる 集英社 2011-11-25 Amazonで詳しく見る |
１１は知世のお見合い話。たぶんこうなんだろなー、という予測をはみ出すことはないストーリーは、安定と言っていいのか、マンネリズムと呼ぶべきか。
 | 迷い猫オーバーラン! 12 護ってなんていってないんだからね!! (迷い猫オーバーラン! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) 松 智洋 みつみ 美里 集英社 2012-02-24 Amazonで詳しく見る |
最終巻はどたばた高校生活の終焉を描く。読み終えて一言…なんだぁ結局選べねえのかよぉぉぉぉ！！！！ あー、最後には選ぶと思ったのに…がっかり感半端ないよ。
決着はつかずに闘いは未来へ持ち越されたっていう感じだけど、もう好きにしなよっていうか、もしも続編が出たとしても読まないだろうと思った。
優しいだけでいやな人が出てこない世界はぬるくまったりとして魅力的に見えたが、さすがにここまでひっぱる話ではないのではないか、と。乙女ねえさんのタイトルを匂わせる台詞もピンと来ず、残念。
こういう終わりもアリだとは思うが、その結末に至るだけの説得力を物語から感じなかった、ということで。