星乃を死の運命から救うため、二周目の人生を生きる大地だが…。
ネタバレしないように感想を書くのが難しいほど、いろいろな事象が進行する2巻。
自ら体を張ってフラグを回収しにいく大地に胸打たれた。確かに、そんな友人を目撃したら、そうせざるを得ないだろうな…(←読めばわかる!)
一周目のアイテムがここぞとばかりに効いて、小粋な展開が小気味よかった。
大地の頑張りにもなかなかデレてこないヒロインだが、今回も可愛かった。とくにラストはしみじみ可愛く、そうだよなぁ、世間の荒波に意固地になっているだけで、本当はピュアないい子なんだよなーと。
こんないい子を死なせるわけにはいかんので、3巻でも大地くんには大いに頑張っていただきたい。大丈夫、男の傷など気にするな!
p.s.星乃ちゃんが部屋を寒くしているのは、とても寒いという宇宙空間の旅に備えて身体をならしているのかなーなどと思った。