 | 「超」怖い話 Φ（ファイ） (恐怖文庫) 加藤 一 竹書房 2012-01-28 Amazonで詳しく見る |
毎回巻数が読みにくい「「超」怖い話」シリーズ、今回はΦ（ファイ）である。
ケイブンシャ時代のような、読後トイレに行けなくなるような話は減ったけれども、文章が平易で読みやすく、安定していると思った。
私のお気に入りは、ありがちだが筆致がコミカルで楽しい「気にはなったが、気にしない」、かわいらしい「風二題」。よくある話ながらも、息詰まる対決が見所の「サチエや。」
p.s.あれ？ 巻末によくついていた、著者‐作品対応表、なくなったの？ 私が見逃してるだけ！？