![]() | 「超」怖い話 鬼胎 (竹書房文庫) 深澤 夜 竹書房 2014-09-29 Amazonで詳しく見る |
怪異が立ち現れる空気感が描写されていて、薄寒い気持ちにさせてくれる怪談集だ。
怪談出版ラッシュで読み切れなかった、去年の本を今読んでいる。今年の本も次々出ていて積読しているのだが、滞った読書を進めておかないと気になってしまって…。
最初はタバコの話で嫌煙の自分には受け付けられず、好みじゃなかったらどうしようと思ったけれど、後半は普通に楽しめた(タバコって一日20本吸うのがフツーなん?びっくり)。
自分が信じられなくなる驚異・脅威&伝染怪異「空と海の間」、地味にじわじわと狂っていく「シールドルーム」、クトゥルフ的恐怖襲い来る「半分」がとくに印象に残った。