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「ハガレン」「銀の匙」で有名な漫画家による、農家コミックエッセイ(自画像は、なんとウシ)。
北海道ならではの大自然を舞台に、ワイルドで生命あふれる農家ライフがこれでもかと綴られる。ジャガイモの収穫・選別から、牛の繁殖まで話題が多岐にわたって飽きさせない。
農業に縁のない人ならばカルチャーショック満載だろうし、農家の人なら、あるある!が楽しめる本だと思う。
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作中で明かされたところによると、お父さんのキャラが人気だそうだが、わかるような気がする。こんなステキにバンカラな人、勤め人のオトーサンにはそういないもの。
1巻に比較するとやや内容が地味になった気がするが、それは私が慣れてきて、要求がエスカレートしてきているのかもしれない。
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ウオーおもしろいじゃねぇかあああ!!!
2巻でややトーンダウンかと感じたけれど、これは楽しいなあ。
牛舎を新しくすると牛が不幸になる下りとか、コンクリの温度に作中でも言及されている通り、科学的に調査すれば何か理由があるのだろうが、まんま怪談のようにも受け取れて背筋ヒンヤリ。
農業って体力的にはものすごく大変なのだろうし、腰痛もちの自分には厳しいのだろうけれど、やはり読んでいて憧れるわ。