実はガリア王国の姫だが、父を殺され母を狂わされて、平民に身をやつしたタバサ(=シャルロット)。
彼女がいとこのイザベラに命じられ、困難な事件を解決していく短編集。
「ゼロの使い魔」本編を16まで読んだところ、イザベラがいきなり登場して改心したので、こりゃあ外伝を読まなきゃならんと思い、読んでみた。
私はタバサにあまり思い入れがなく、青髪ショートで無口だなんてエヴァの綾波とかぶるやん、読書好きなんてさらにハルヒの長門とかぶるやん、というわけで好きでもなかった。だが、本シリーズを読んでみれば、意外や意外、本編に勝るとも劣らずの面白さであった。
花壇騎士として、イザベラのわがままをクールに受け流すタバサ、タバサの幼き日々、使い魔シルフィードとの出会いなど、タバサ・ファンなら納得の内容だ。
シルフィードは本編でも一度人間化しているが、外伝ではしゃべりまくりで、うるさいが可愛い。シルフィの新たな魅力をも引き出す外伝である。
外伝と本編の内容は一部絡み合っているので、たぶん刊行年度順に読むのが一番良いのだろう。
p.s.しかし、キメラドラゴンって、まんまジンメンだよなー。
彼女がいとこのイザベラに命じられ、困難な事件を解決していく短編集。
「ゼロの使い魔」本編を16まで読んだところ、イザベラがいきなり登場して改心したので、こりゃあ外伝を読まなきゃならんと思い、読んでみた。
私はタバサにあまり思い入れがなく、青髪ショートで無口だなんてエヴァの綾波とかぶるやん、読書好きなんてさらにハルヒの長門とかぶるやん、というわけで好きでもなかった。だが、本シリーズを読んでみれば、意外や意外、本編に勝るとも劣らずの面白さであった。
花壇騎士として、イザベラのわがままをクールに受け流すタバサ、タバサの幼き日々、使い魔シルフィードとの出会いなど、タバサ・ファンなら納得の内容だ。
シルフィードは本編でも一度人間化しているが、外伝ではしゃべりまくりで、うるさいが可愛い。シルフィの新たな魅力をも引き出す外伝である。
外伝と本編の内容は一部絡み合っているので、たぶん刊行年度順に読むのが一番良いのだろう。
p.s.しかし、キメラドラゴンって、まんまジンメンだよなー。